マイケルジャクソンのムーンウォークは今でもティックトックなどでバズったりしており、
シンプルかつ不思議な動きとして今でも存在しています。
今回はそんなムーンウォークが生まれた背景や自分でやるための方法などをご紹介します。
意外と簡単にできるので是非最後まで記事をご覧ください。
ムーンウォークが生まれた背景
もともとはバックスライドという名称で古くから存在していた
ムーンウォークは実はマイケルが独自にあみだしたのではなく、
さらに昔から「バックスライド」という名前で存在していました。
ジェフリー・ダニエルやGeron“Caszper”Canidateというダンサーが当時は愛用しており、
マイケルも上記の人物からムーンウォークを教えてもらったというエピソードもあります。
詳しくはWikipediaにも記載があります。
「ムーンウォーク」という名前に改名したのは本当にセンスがあると思います。
大衆に受けるようにするにはどうすればよいかといったマーケティング感覚を持っているので、
ビジネスマンとしてのセンスも一流だったのかと思います。
ソウルトレインというアメリカの番組でジェフリーダニエルが披露したバックスライドを、
マイケルが見て感動したという話もあります。
「ビリージーン」という楽曲のパフォーマンスで初めて披露される
マイケルジャクソンが初めてムーンウォークはを披露したのは1983年のモータウン創立25周年記念番組でした。(モータウンとはアメリカのレコード会社です)
この番組の中で「ビリージーン」を歌い、その中で初めてムーンウォークを披露しました。
その時の動画がこちらです。
相変わらずキレがすさまじいですね。
ただ有名な話ですがマイケルはこの時のムーンウォークは最後のつま先立ちに失敗してしまい、
非常に悔しがったというエピソードがあります。マイケルでも失敗するのですね。
今でも「バズ」のきっかけとなり世界中で愛されている技である
2022年現在でもムーンウォークは世界中で使われており、
動画アプリのティックトックでも頻繁に見かけます。
華麗なムーンウォーク集
そんなムーンウォークがまとまったYouTube動画がありましたのでURLをのせておきます。
足の角度、首の動き、姿勢、どれをとっても完璧ですね。
色々なアーティストやパフォーマーがムーンウォークを取り入れていますが、
元祖ということもありマイケルが一番美しく見えます。
ムーンウォークの応用技
応用技の「サイドウォーク」やその場で動かないムーンウォークなどもあります。
こちらも動画をのせておきます。
↑の動画の23秒あたりではその場から動かない不思議なムーンウォークを披露しています。
上記のようにビリージーンのライブパフォーマンスの最後にダンスブレイクパートがあるのですが、
ムーンウォーク関連の技はここに詰まっています。
毎回のライブで内容が変わるので見ていて本当に飽きないですね。
組み合わせることでちょっとした一発芸に
ムーンウォーク関連の技を覚えるとこれらを組み合わせて踊ることができるので、
10~30秒くらいの一発芸がすぐにできます。
また、他のステップ技もたくさんあるのでステップだけ練習していくことで、
ちょっとした人気者になることができます。
他のステップについてもまとめて別途紹介したいと思います。
ムーンウォークのやり方
仕組みを理解すれば意外と簡単にできる
ムーンウォークは一見すると不思議な動きでとても難しいのではと感じます。
しかしやり方を覚えて体になじむまで練習すると意外と簡単にできます。
様々なわかりやすい解説動画が上がっているので、
私がわかりやすいと思った動画をいくつか掲載します。
足の切り替えのタイミングが少し難しいですが、
1日5~15分の練習を一週間すれば形になり、
素人が見て凄いと思えるくらいのレベルになり忘年会や学校で披露できるようになります!
私も中学生の頃に動画を見て一週間くらいの練習で形になり、
同級生に披露できるレベルにはなりました。
マスターするのは極めて難しい
やり方は簡単ではあるのですが、マスターするのは正直極めて難しいです。
理由はいくつかあるのですが1番は完全なムーンウォークはつま先を立てる必要があります。
よく見るとマイケルはつま先を完全に立ててムーンウォークしています。
つま先が完全に立っていることでより美しくなっています。
実際にこれをやろうとすると本当に難しいです。
足の筋肉や重心のバランスなど様々な要素が必要になるからです。
上記以外にも、スライドする側の足も完全にまっすぐにする・首を前後にバランスよく動かす・手の角度や姿勢など、マイケルのように美しく魅せるためには様々な要素が必要になります。
これはマイケルの動きをスローで見て研究しひたすら練習するしかマスターする道はないです。
(私も全くマスターできていないです笑)
応用技も仕組みは同じ
先ほども紹介したサイドウォークや動かないその場ムーンウォークなどの応用技ですが、
これらは全て同じ仕組みで技が成立しています。
なのでムーンウォークができるようになると比較的すぐにできるようになります。
全てポイントは足の入れ替えのタイミングだと個人的には感じます。
シンプルだけど不思議で究極に美しいムーンウォーク
ムーンウォークはシンプルですが人を魅了させる要素が詰まった技だと思います。
この技に着眼し世の中に広めたマイケルは本当に凄いと思います。 唯一無二のダンススタイルです。 このようにマイケルのダンス技について今後も取り上げていきたいと思います。